20GBは、かなり通信量に余裕を持って使えるデータ通信量です。
テザリングなどでパソコンなどを利用しても、簡単に通信量をオーバーしてしまうような容量ではありません。
とはいえ、どんな使い方ができるかがわからないと、格安SIMやポケットWiFiなどの20GBのプランを選べませんよね。
そこで、普段よく使うサービスで、20GBだとどれくらい利用できるかを調べました。
20GBあれば通信量をほとんど気にせず使える
20GBはかなりたくさんの通信量なので、ほとんどのサービスは通信容量を気にせず利用できます。
ここでは、一般的に良く使うサービス6つについて、20GBでどれくらい使えるのかまとめました。
- Instagramの閲覧
- Youtube動画の再生
- 映画のダウンロード
- LINEビデオ通話
- 音楽のストリーミング再生(Apple Music)
- 音楽のダウンロード(Apple Music)
ちなみに、Webサイトを見る、SNS通話(LINE通話など)、地図アプリ(Google Map)を使う程度なら20GBあれば全く問題ないので、この中には含めませんでした。
Instagramは29.9時間使える
◆20GBで約29.9時間Instagramが使える
20GBはかなりたくさんの容量なので、普通にInstagramを使う程度なら全く通信量も問題ありません。
Instagramで写真を見ると、1枚で約216KBでした。
とすると、20GBで写真がどれだけ見れるかを計算すると、約92529枚でした。
枚数だけ見るとかなりたくさん。
枚数で見てもわかりにくいので、わかりやすい時間で計算してみました。
画面をスクロールしてみると、12枚の写真で約14秒でした。
通信量は約2.6MB。
これを元に92529枚で考えると、約29.9時間見続けられることになります。
また、Instagramを使うならストーリーをみる方も多いと思うので、合わせてこちらでも計算してみます。
内容によって通信量は変わりますが、実際に一度みてみたところ約1.8MBの通信量を消費していました。
20GBで計算すると、約11111回見れるということ。
ストーリーも写真も、20GBあれば問題なしですね。
Youtube動画の再生は89時間
◆20GBで約89時間再生できる
Youtubeは動画なので、データ通信量も多いというイメージがあると思います。
ですが、実際通信量を測ってみると、4分間の動画で約14.9MBでした。
意外と少ないです。
20GBで見てみると、約89時間再生できます。
1日に3時間見ていると1ヶ月で20GBを使い果たしてしまうので、自宅にWiFi環境がなくて、なおかつYoutubeをよく見る方は、注意が必要です。
映画のダウンロードは6時間分
◆20GBで約6時間分の映画がダウンロードできる
映画のダウンロードはかなり通信量を使う印象があると思います。
そのイメージ通り、かなり通信量を使います。
利用するサービスなどにもよりますが、iTunesで映画をダウンロードする場合は、20GBで約6時間分の映画がダウンロードできます。
3〜4つほど映画をダウンロードしたら、アウトです。
自宅にWiFiがなくて映画をダウンロードしたい場合は、WiFi環境のあるカフェやWiFiスポットを利用するようにしましょう。
SNSビデオ通話(LINE)は53.2時間通話できる
◆20GBで約53.2時間通話できる
SNS通話(LINE通話)なら20GBあれば、通信量は全く問題ありません。
ですが、ビデオ通話はかなり通信量が増えてしまいます。
20GBで、約53.2時間分の通話ができます。
とはいえ、毎日1.5時間程度ビデオ通話をする以外は、1ヶ月で20GBを使いつくすことはないでしょう。
Youtubeなどの他のサービスの通信量とのバランスにもよりますが、ビデオ通話もあまり通信量を気にせず利用できそうです。
音楽のストリーミング再生(Apple Music)は595時間
◆20GBで約595時間再生できる
音楽のストリーミング再生は、通信量をあまり使わないように作られているので、意外と通信量が少なくて済みます。
約5分間の曲を再生すると、約2.8MBの通信量でした。
これを20GBで計算すると、約595時間再生できます。
595時間だと、イメージが湧かないですよね。
再生曲数で計算すると、約5分間の曲でだいたい7140曲になります。
毎日音楽を聞くとすると、1日に238曲程度聞ける計算になります。
20GBあれば、音楽好きの方でも、特に問題なく聞けそうです。
音楽のダウンロード(Apple Music)は292時間分
◆5GBで約292時間分ダウンロードできる
ダウンロードは、ストリーミング再生よりも通信量がかかります。
約5分の音楽をダウンロードしてみると、約5.7MBのデータ通信量を使っていました。
20GBに直してみると、約292時間分。
これもわかりにくいので、5分の曲で何曲ダウンロードできるか計算すると、5約3510曲ダウンロードできます。
1日だいたい117曲ダウンロードできます。
ストリーミング再生と比べて、意外とダウンロードも通信量は変わりません。
1ヶ月の間にリピートする曲も多いと思うので、できるだけダウンロードしておいたほうが、有効に20GBを使えるかと思います。
20GBの通信量まとめ
20GBの通信量は、かなり容量が豊富なので、Webサイトの閲覧や地図アプリの利用などは、特に気にせず利用できます。
また、映画のダウンロードや音楽の再生以外は、そこまで強く意識しなくても十分足りる通信量です。
ただし、Youtubeや音楽ダウンロード、映画の閲覧を頻繁にする人などは、注意が必要です。
一つ一つはそこまでたくさんの通信量を使っていなくても、合わせてみると20GBに近くなってしまう可能性があります。
自宅で家族WiFiがある方や、一人暮らしでWiFi環境がある方などは気にしないで問題ありませんが、自宅でもWiFi環境がない場合は、月末は通信量を気にしておいたほうがいいと思います。
とはいえ、20GBあればかなり通信量に余裕が持てるので、むしろ自宅でWiFiを契約している人がいれば、WiFiを解約するか、もしくは20GBのプランを10GBや7GBに落としてもいいかもしれません。
20GBより少ない容量でも同じようにどれだけ使えるかを解説しています。
でそれぞれ解説しているので、格安SIMやポケットWiFiの契約プランで悩んでいる方は、参考にしてください。