スマホのGBって、どのくらい使えるのかイメージしにくいですよね。
5GBって、どれくらい使える通信容量かわかりますか?
実は、5GBは注意しないと1ヶ月持たずに使い切っちゃいます。
今回は、良く使うアプリやサービスで5GBがどれくらい使えるか調べてみました。
これから格安SIMなどの5GBプランを契約しようか迷っている方は、ぜひ契約前に参考にしてください!
5GBは意外とすぐに通信量がなくなる
一般的に良く使うサービス9つについて、5GBでどれくらい使えるのかまとめました。
- Webサイトの閲覧(Yahoo!トップページ)
- Instagramの閲覧
- Youtube動画の再生
- 映画のダウンロード
- LINE通話
- LINEビデオ通話
- 音楽のストリーミング再生(Apple Music)
- 音楽のダウンロード(Apple Music)
- 地図アプリ(Google Map)の閲覧
この9つになります。
Webサイト(Yahoo!トップ)の閲覧は問題なし
◆5GBで約16665回閲覧できる
Webサイトの閲覧に関しては、5GBあれば十分です。
Yahoo!トップページは、一回の閲覧で約300KBの通信量を消費します。
KBはMBの1/1000で、MBはGBの1/1000です。
画像の多いサイトでも通信量は5GBに比べるとかなり少ないので、5GBあれば画像のみのWebサイトなら全く気にする必要はありません。
GIFなどが埋め込まれているサイトを見ても、5GBと比べると全く気にしなくて大丈夫です。
Instagramの閲覧は7.5時間
◆5GBで約7.5時間Instagramが使える
Instagramは画像が多いアプリなので、結構通信量を使います。
5GBを写真の枚数に換算すると、1枚の写真が約216KBだったので、5GBになると約23125枚。
枚数だとわかりにくいので、どれくらいInstagramを使えるか時間で確認してみました。
実際にスクロールして消費する通信量と時間で計算すると、12枚の写真で約2.6MBの消費で、時間で見ると約14秒。
約7.5時間になります。
Instagramは気づかないうちに10分くらい見ていることは良くあると思うので、積み重なると結構な通信量を使ってしまいます。
また、ストーリーもショート動画なので、しっかり通信量を消費します。
ストーリーの内容にもよりますが、一度再生すると約1.8MBの通信量でした。
5GBだと約2777回です。
写真と比べると見る頻度は少ないと思いますが、合わせて利用すると結構通信量が減ってしまうので、WiFiが繋がっていないときは、少し注意が必要です。
Youtube動画の再生は22時間
◆5GBで約22時間再生できる
Youtubeは動画なので、もちろんそこそこの通信量を使用します。
画質によって通信量は変わりますが、利用している人の大半が通常の画質で見ていると思うので、通常画質で確認しました。
結果、4分間の動画で約14.9MBの通信量を消費したので、5GBだと約22時間です。
意外とデータ消費量が少ないです。
ただ、Youtubeを頻繁に見る人は意外と22時間は超えてしまうので、WiFi環境がない人は注意が必要です。
映画のダウンロードは90分
◆5GBで約90分見れる
映画のダウンロードは、かなり通信量を使用します。
5GBで約90分なので、丁度映画一つ分くらいですね。
利用するサービスによって通信量は変わりますが、映画は2GB以上のデータ容量のものが多いと思うので、少なくとも2GB以上は通信量を使うと考えておいた方がいいです。
自宅にWiFiがなくて映画をダウンロードしたい場合は、WiFi環境のあるカフェやWiFiスポットを利用するようにしましょう。
SNS通話(LINE)は275時間
◆5GBで275時間
LINE電話は、通話のみなら通信量はかなり少ないです。
5GBで275時間電話できるので、10日強電話しっぱなしでも大丈夫ということです。
5GBあれば、SNS通話は全く問題なしです。
SNSビデオ通話(LINE)は13.3時間で5GBを使い果たしてしまう
◆5GBで約13.3時間が限界
通話のみのLINE通話とは違って、さすが映像を使った電話なだけに、通信量もかなり使います。
5GBで約13.3時間通話できるので、おそらく問題ないとは思いますが、観光に行ったり外で遊んでいるときに良くビデオ通話を利用する人は、月末は要注意。
結構通信量を使っている状況でビデオ通話をしてしまうと、知らない間に通信量を使い果たして速度制限がかかってしまいます。
音楽のストリーミング再生(Apple Music)は145時間
◆5GBで約148時間再生できる
音楽のストリーミング再生は、キャッシュと呼ばれるデータ通信量の節約技術を利用しているので、意外と通信量を使わなくて済みます。
約5分間の曲の再生で約2.8MBの通信量を消費したので、5GBで換算すると約148時間再生できます。
今回はApple Musicで確認しましたが、Spotifyなどの他のストリーミングサービスもキャッシュを利用しているので、通信量が大きく変わることはないと思います。
ただ、約5分間の曲を5GBで聞くとすると、だいたい1785曲なので、毎日音楽を聞く人は100曲程度は聞いていると思うので、月末は注意です。
音楽のダウンロード(Apple Music)は72.5時間
◆5GBで約72.5時間分ダウンロードできる
音楽のダウンロードは、1曲で約5.7MBのデータ通信量を使っていました。
なので、5GBを時間で見ると約72.5時間、5分の曲で曲数換算すると、約877曲ダウンロードできます。
意外とストリーミング再生と通信量が変わりません。
ストリーミング再生が2.8MBなので、ダウンロードは約2倍程度の通信量。
頻繁に聞く曲は、毎回ストリーミング再生していると通信量をかなり使ってしまうので、WiFi環境がなくてもダウンロードしておくのがベストです。
地図アプリ(Google Map)の閲覧は3330回
◆5GBで約3330回閲覧できる
Google Mapなどの地図アプリは、かなり利用頻度の高いアプリだと思います。
利用頻度の高いアプリだけに通信量は少ない方がありがたいのですが、意外と通信量を使用しています。
1回の場所検索だけで約1.5MBの通信量を消費しています。
5GBで約3330回検索して閲覧できるということ。
また、検索した地域を見ようと場所を移動させると、約1MBの通信量を消費しました。
環境などで通信量は変わりますが、地図アプリは意外と通信量を使うものだと思っておかないと、月末に地図アプリが遅くて使い物にならない事態になってしまいます。
5GBはYoutubeや音楽を頻繁に使わなければぎりぎり大丈夫
5GBは、思っているよりも少ない通信容量です。
あまり動画やアプリを使わない人なら問題ありませんが、毎日何かしらスマホで動画を見たり音楽を聞いたり、アプリを使っている人の場合は、正直5GBだと厳しいと思います。
5GBは油断しているとすぐに使い果たしてしまうので、128kbpsや1Mbpsの通信制限にかかってしまうかもしれません。
格安SIMの5GBプランを考えているなら、WiMAXなどのポケットWiFiを契約するのも考えてもいいかもしれません。
WiMAXについては、WiMAXについて解説した記事をよかったら参考にしてください。