ドコモhome5Gはレンタルできない
ドコモhome5Gの契約を検討していて、
「契約する前に一度試してから契約を決めたい」
という方も多いと思います。
結論からいうと、ドコモhome5Gをレンタルすることはできません。他のホームルーターならレンタルできるサービスもあるので、比較的契約の検討がしやすいですが、ドコモhome5Gは今のところレンタルサービスを提供しているところもないので、レンタルで試すということができない状況です。
ドコモhome5Gは速度・安定性で他のホームルーターより期待できる
ですが、ホームルーターの選び方とおすすめのホームルーターの記事でも解説していますが、ドコモhome5Gは速度・安定性の面で他のホームルーターよりも比較的優れています。
下の表が各ホームルーターの平均速度になります。
サービス/通信速度 | ダウンロード速度 | アップロード速度 |
docomo home 5G | 229.09Mbps | 20.24Mbps |
WiMAX | 67.12Mbps | 11.05Mbps |
ソフトバンクエアー | 60.45Mbps | 7.22Mbps |
なので、もし速度が安定しているホームルーターを契約したいと思っているなら、レンタルできない場合でも、ドコモhome5Gをおすすめします。
ドコモhome5Gが利用できるエリアの確認は必ず行う
ただし、レンタルできないからといって、すぐに契約するのは要注意。契約後に失敗するリスクを減らすためには、必ずエリアの確認を行いましょう。理由は、通信回線にはクーリングオフ制度がないためです。一応8日以内キャンセルという仕組みがありますが、キャンセルのための条件がかなり厳しいため、基本的にはキャンセルできないという認識を持っておくべきです。
エリアの確認はドコモ公式サイトで確認することができます。
https://www.docomo.ne.jp/area/
また、特にオンラインショップや代理店で契約する場合は要注意。実店舗で契約する場合と違い、自分でドコモhome5Gの対応エリアを調べて問題ないかを確認する必要があるためです。
対応エリアは広いのである程度問題ないはずですが、対応エリアの調べ方があまりわからない方や、自分の住んでいる場所の通信状況が悪い方など、不安な方は実店舗やドコモhome5Gの契約を受け付けている家電量販店で、実際に販売員に確認してもらってから契約する方がおすすめかもしれません。
ただし、実店舗で契約する場合はGMOとくとくBBなどの代理店で契約するようなキャッシュバックを受け取れない点には注意してください。キャッシュバックの詳細については、ドコモhome5Gの代理店のキャッシュバックやおすすめの代理店をまとめた記事にまとめてあるので、こちらを参考にしてください。
home5Gがレンタルできなくても、他の手段でいい場合に使える方法4つ
ドコモhome5Gのレンタルができなくても、他の手段で一時的にWiFiや通信回線を確保できるなら問題ないというケースなら、他のホームルーターをレンタルする以外に使える方法が3つあります。
- 中古でhome5GのルーターHR01を買う&通信用のSIMを契約して利用する方法
- モバイルWiFiのレンタルを利用する方法
- スマホのデータ容量を追加して、テザリングを使う方法
中古でhome5GのルーターHR01を買う&通信用のSIMを契約して利用する方法
ドコモhome5Gで利用するルーターのHR01はSIMフリーの端末です。
本端末は、5G・LTE・無線LAN方式に対応しているSIMロックが設定されていない端末です
https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/support/manual/HR01_J_syousai_FV.pdf
そのため、自分でデータSIMを別で契約してHR01にセットし接続設定を行うことで、ホームルーターとして利用することが可能です。ルーターのHR01はメルカリなどで販売されているので、そちらで手に入れることが可能です。
ただし、メルカリなどで販売されている中古品が問題なく動作するかどうかという点や、データSIMを契約して設定するという手間もかかるため、通信機器やインターネットに強い方のみにおすすめする方法です。
モバイルWiFiのレンタルを利用する方法
モバイルWiFiのレンタルを利用する方法は、手軽なので一時凌ぎのためならおすすめです。モバイルWiFiのレンタルを提供しているサービスとしては、WiFiレンタルどっとこむなどがあります。

ただし、あくまでレンタルなので通常のモバイルWiFiの契約よりは割高になってしまう点には注意してください。また、価格の安いモバイルWiFiのレンタルもありますが、通信容量の制限が厳しいことがほとんどです。なので、レンタルをする前には必ず利用できる通信容量のチェックをしましょう。
スマホのデータ容量を追加して、テザリングを使う方法
手軽に通信環境をつくりたいなら、テザリングはおすすめの方法です。スマホの通信回線を使用するので通信容量は消費してしまいますが、新しく何かを契約したりする必要がないため、すぐに利用できることが最大のメリットです。
また、大抵の通信キャリアや格安SIMでは、課金をすることでアプリなどからすぐに通信容量を追加することができるので、速度制限がかかってもすぐに回避することが可能です。
ただし、既存のプランを超えた分の通信容量の追加は、だいたいどこのキャリアも割高な傾向にあります。プランにもよりますが、楽天モバイルなら約660円/1GB(税込)、約ドコモなら1100円/1GB(税込)程度、マイネオなら約550円/1GB(税込)となっています。加えて、キャリアによっては追加できる上限が設定されているので、その点にも注意する必要があります。
ホームルーターの契約を考えているなら、レンタルで試せなくてもドコモhome5Gがおすすめ
妥協して他のホームルーターのレンタルでなんとかなる場合や、モバイルWiFiやテザリングでの一時凌ぎで問題ない場合は、そちらの方法を利用することも一つの手段です。
ただ、最終的にホームルーターを契約する必要がある場合は、やはり速度・安定性の面で見ると他のホームルーターよりもドコモhome5Gがおすすめです。
どうしてもレンタルができないことに不安が感じる場合は、シンプルにドコモhome5Gを契約するよりは割高になってしまいますが、レンタルできるソフトバンクエアーやWiMAX+5Gのホームルーターをレンタルで試して見ることもおすすめです。そこで、レンタルしたホームルーターで満足できる場合は、そのホームルーターを契約するのがベストかもしれません。