安心・安全に!子供がLINE(ライン)を使うための機能・時間制限の設定方法

LINEの制限方法 ライフハック

LINEは便利ですが、子供に使わせるとなると、知らない人とトラブルになりそうだし、友達とのいざこざが出てきそうだし、いろいろ不安になりますよね。

また、友達といつでもやりとりができるので、ずっとLINEばっかり見てしまうのも困りごと。

子供がLINE依存やトラブルに巻き込まれるのを防いで、親も子供も安心してLINEを使うためには、LINEを使う時の家族ルールを決めることや、子供向けにLINEを制限設定しておくことが大切です。

あらかじめLINEのいろいろを制限しておけば、トラブルや家族のコミュニケーション不足を回避することができます。

ここでは、親も子供も安心してLINEが使えるような制限方法とルールを紹介していきます。

関連:小学生にスマホは持たせるべき?気になるポイントまとめ

LINEの機能制限方法4つ

【LINEIDで検索されないようにする】

LINEIDの検索をONにしていると、知らない人からメッセージがくることがあるので、簡単なLINEIDで設定していると、適当にIDを入力して検索した人が見つける可能性があります。

ID検索は基本的に使わなくても問題ないので、あらかじめOFFにしておきましょう。

1. 設定マークをタップ
2. プライバシー管理をタップ
3. 「IDによる友達追加を許可」をオフにする

【友達への追加をオフにする】

友達への追加をオンにしておくと、電話番号で検索できるようになってしまうので、ID検索と同じように誰かわからない人から友達追加をされてしまうことがあります。

適当に電話番号を入力して友達追加されてしまうこともあるので、オフにしておきましょう。

1. 設定マークをタップ
2. 友達をタップ
3. 「友達への追加を許可」をオフにする

【友達以外からのメッセージを拒否する】

友達以外からメッセージが来たことありませんか?

だいたい勧誘や出会い系の内容だと思いますが、友達以外からのメッセージを拒否する設定にしていれば、メッセージが届かなくなります。

友達以外とLINEすることはほとんどないと思うので、拒否設定にしておくのがおすすめです。

ただし、友達追加していない友達からのメッセージも受信できなくなるので、注意してください。

1. 設定マークをタップ
2. プライバシー管理をタップ
3. 「メッセージ受信拒否」をオフにする

【課金できないようにする】

課金をするためにはプリペイドカードの購入もしくはクレジットカードの登録、携帯料金からの引き落としが必要なので、おそらく子供が勝手に登録することは難しいと思いますが、万が一課金できる状態になっていると、「知らない間に大量に課金していた!」なんてことになってしまいます。

予防のために、課金できないように設定しておきましょう。

1. iPhoneの設定アプリを起動
2. スクリーンタイムをタップ
3. コンテンツとプライバシーの制限をタップ
4. パスワードを入力
5. コンテンツとプライバシーの制限をオンにする
6. iTunesおよびApp Storeでの購入をタップ
7. App内課金をタップ
8. 許可しないをタップ

使い過ぎを防ぐための時間制限方法

LINEのアプリで時間を制限する機能はありませんが、iPhoneの場合アクセスガイドという機能、もしくはタイマー機能を使って使える時間を制限できます。

アクセスガイドを利用する

1.iPhoneの設定アプリを開く
2.アクセシビリティをクリック
3.アクセスガイドをクリック
4.アクセスガイドを有効化
5.アラームを設定したり、終了時間を読み上げる設定ができる
6.設定を終了して、LINEを開く
7.ホームボタンを3回押す
8.アクセスガイドの設定が表示される
9.左下のオプションをクリック
10.時間制限を有効化
11.使用時間を設定する
12.完了をクリック
13.開始をクリック
14.パスワードを設定する
15.時間制限がスタート

アクセスガイドの設定は、これで完了です。

アクセスガイドは設定している間一つのアプリしか使えないという設定なので、使える場面が限られていて、少し不便かもしれません。

タイマー機能を利用する

時間制限ができるタイマー機能の設定方法です。

1.時計アプリを開く
2.右下のタイマーをタップ
3.タイマー終了時をタップ
4.一番下のタイマー終了時をタップ
5.一番下の再生停止をタップ(チェックマークがつく)
6.右上の設定をタップ
7.時間を設定する
8.開始をタップ

これで設定完了です。

設定した時間を過ぎると自動的にロック画面に戻ってくれます。

タイマー機能は、どんなアプリでも使えて、設定した時間になると自動的にロック画面に戻る機能です。

LINEだけでなく、子供が色々なアプリを使いたい時に便利です。

参考 : 【Youtube】子供もが安心して使えるような閲覧・時間制限の方法

トラブルを避けるために一緒にアカウントを設定する

LINEアカウントは、必ず子供と一緒に設定しておきましょう。

子供だけで設定してしまうと、思わぬところで個人情報が他人に伝わってしまうことがあります。

すでにLINEアカウントを作っている方も、いくつか設定しておくべきところが抜けているかもしれないので、確認してみてください。

アカウントの設定内容

【名前は本名を入力しないようにする】

LINE使用者の約7割は本名で登録しているようですが、SNSは誰から見られるかわからないので、本名をアップするのは危険です。

登録する名前は本名じゃなく、ニックネームなどをつけるようにしましょう。

【ひとことに個人情報を記載しないようにする】

ひとことはとは、アイコンの横に表示される短い文章のこと。

LINEプロフィール画面のステータスメッセージというところで、ひとことを設定することができます。

ひとこともニックネームと同じように誰に見られるかわからない部分なので、個人情報を載せると危険です。

【アイコンは顔や場所がわかるものにしないようにする】

アイコンに自分の顔をアップするのはもちろん、家の写真や学校の写真などをアップするのもやめておきましょう。

建物や周りの風景から、場所を特定されてしまう可能性があります。

キャラクターや自作のイラストなど、個人情報のないものをアイコンに設定しましょう。

LINEを使う時のルールを決めておく

・友達の登録は自動登録などを使わないで、手動でする
・週に一度誰と友達になっているかを確認する
・週に一度設定が変わっていないか確認する
・LINEを使える時間を決めておく
・自分で勝手に設定を変更しない
・万が一知らない人からメッセージがあった場合は、すぐに相談する
・知らない人からのメッセージは返信しないで、すぐにブロックする
・人の悪口を書かない

ルールを決め過ぎるのは良くないですが、最低限守ってほしいところは、必ずルールを決めておきましょう。

ルールがないと子供の無法地帯になってしまうかもしれません。

ちなみに、小学生がスマホを使うときの注意点をまとめた記事に書いてありますが、ルールを破ったときは何かしらの罰も決めておきましょう。

罰というと聞こえが悪いですが、例えば次の日はスマホを没収する、Youtubeの利用時間を減らすなどして、ルールは守るということを意識してもらうために大切です。

こちらも合わせて決めておきましょう。

パソコンを使って、子供のLINEを監視する裏技

あまり使うべきではありませんが、実はパソコンを使うと子供のLINEをこっそり監視することができます。

監視する方法は、パソコンでLINEを開いて、子供のユーザー名とパスワードでログインするだけ

スマホ2台で同時にログインすることはできませんが、スマホとパソコンなら同時にログインすることができるので、子供がLINEを使っていても、親が中身を見ることができます。

ただ、たとえ親子でもプライバシーは守らないといけないので、この方法を使う場合は、あらかじめ子供と相談して許可を取ること、ログインする場合のルールを決めておくようにしましょう。

また、パソコンから「設定」の「通知」でPC版利用時にはスマホに通知が行かないようにする」のチェックを外すと、パソコンからログインしたことがわからなくなります。

こちらも、使い分けてみてください。

LINEをうまく制限して、楽しくLINEを使おう

LINEは便利な反面、トラブルの種になりやすい側面もあります。

アカウントの設定や制限の設定、ルールの設定は面倒な部分もありますが、子供も親も安心して楽しくLINEを使うためには、必ず設定して置くべきです。

面倒な気持ちをがんばって抑えて、楽しくLINEを使いましょう!

関連:【Youtube】子供もが安心して使えるような閲覧・時間制限の方法