ソフトバンクエアーってサービスは意外と良さそうだけど、実際どれくらいの料金なの?
通信回線系のサービスって、料金体系が複雑でわかりにくいですよね。
かといって、
「なんとなくこれくらいの料金かな」
と思って契約してみると、実はかなり高かった!
なんてことになってしまいます。
通信回線系のサービスは、いろいろなオプションもあるので、あまり詳しく調べずに契約してしまうと、必要のないオプションにお金払い続けていたなんてことにもなってしまいます。
せっかく使うなら、できるだけ損せず納得した料金で使いたいですよね。
そこで、ソフトバンクエアーにかかる料金を調べて、わかりやすくまとめました。
ソフトバンクエアーの料金に関わる内容としては、
・月額料金
・契約解除料金
・オプションサービスの料金
・割引
・キャンペーン
この5つになります。
ソフトバンクエアーを契約するか迷っているから、とりあえず料金を詳しく知りたい
こんな方は、ソフトバンクエアーを選んで後悔しないために、料金をチェックしましょう!
◆ソフトバンクエアーのような工事不要で置くタイプ、いわゆる置くだけWiFiにはもう一つWiMAXというサービスがあります。
ソフトバンクエアーの契約を考えているなら、WiMAXについて知っておかないと損してしまうことになるので、ぜひ下記記事で知っておいてください!
>> 違いがわかる!置くだけWiFiの全てをわかりやすく解説
ソフトバンクエアーの基本月額料金は意外とシンプル
ソフトバンクエアーの基本月額料金はシンプルで、
・ルーターをレンタルした場合の月額料金
・ルーターを分割購入した場合の月額料金
この2つに分かれます。
上の表は2つの月額料金をまとめたものです。
単純に月額料金だけを比較すると、ルーターを購入した方が月額料金が安くなります。
ただし、ルーター購入は料金だけ見てもわからないけれど、実は実質の契約期間が長くなる落とし穴があるので要注意です。
ルーター購入だと実質4年契約になる
インターネット回線は、基本的に2年縛り、3年縛りといった契約期間が定められています。
これ自体はよくあることで、ソフトバンクエアーは2年縛りと一般的な契約期間で、特別期間が長いわけではありません。
ただし、月額料金が安いという理由だけでルーター購入をしようとするのは注意。
ルーター購入の場合、ルーターの端末代は36ヶ月の分割払いという仕組みになっています。
このルーターの分割代金を毎月払うことになるのですが、実質ルーター料金が無料ということで、毎月ルーター料金が割引されています。
ここでちょっと疑問に思うところはありませんか?
そう、ルーターの端末代は36ヶ月の分割で支払うということ。
つまり、36ヶ月間使い続けないとルーターの端末代の支払いが終わらないのです。
一見すると2年で解約できるし、なおかつ月額料金も安いからルーター購入プランで契約しようとなりますが、実はこんな気づきにくい落とし穴があったんです。
となると、3年で解約しようとする方もいると思いますが、契約期間は2年ごとに更新なので、ルーターの代金を支払い終えたタイミングで解約しようとすると、今度は契約解除料金の9,500円を払わなくてはいけません。
これに気づくと、ルーター購入プランは、4年後じゃないとお金を払わず解約できないことに気がつきます。
インターネット通信のプランやサービスはいろいろあるので、一番お得に使う方法は短い契約期間で安いプランを契約して、契約期間が終わるタイミングで乗り換えること。
もしソフトバンクエアーを契約するなら、一見高く見えるルーターレンタルのプランで契約することをおすすめします。
ソフトバンクエアーのオプションは契約してもBBセキュリティのみ
ソフトバンクエアーを契約すると、いくつか有料で追加できるオプションがあります。
上の表は基本的な内容と料金になりますが、契約してもいいかな?と思うのはBBセキュリティのみです。
BBセキュリティは、ノートンという有名なセキュリティ会社のサービスにデータのバックアップなどの機能をつけたものです。
これに関しては、ウイルスやセキュリティ対策をしたいけれど、自分で選んだり契約するのが面倒だという方におすすめです。
ただ、自分で探して契約した方が安くなるので、あくまで探す・契約などの手間が面倒だという方のみにおすすめです。
そもそもウイルスやセキュリティ対策を考えていない人は、特に契約する必要はないです。
それ以外のサービスについては、おそらく契約しても使わない方が大半だと思うので、契約しても結局オプション料金だけ払い続けることになってしまいます。
なので、オプションは契約しないように、契約してもBBセキュリティだけにすることをおすすめします。
ソフトバンクエアーのおうち割はソフトバンクユーザーのみに適用
インターネット回線は、どのサービスも割引が多すぎてややこしいですよね。
ソフトバンクエアーは比較的わかりやすく、ソフトバンクでスマホ・ケータイやタブレットを利用している方が対象となる
・おうち割
というサービスになります。
SoftBank関連のサービスを使っている方のみの割引になりますが、参考程度にご覧ください!
おうち割の対象サービスと割引額
参照:SoftBank公式
おうち割で対象になるサービスと割引額の一覧です。
対象サービスを利用していれば、ずっと対象の割引額が引かれていきます。
この割引を目的にソフトバンクエアーを契約するのはおすすめしませんが、ソフトバンクエアーを使うついでにこの割引が使えるならかなりお得になるので、ソフトバンクユーザーの方は一度契約プランを確認してください!
他社から乗り換えるならあんしん乗り換えキャンペーンを活用しよう
ソフトバンクエアーでは、他社からソフトバンクエアーにインターネット回線を乗り換える場合、条件付きで乗り換えにかかる費用を負担してくれるキャンペーンを行なっています。
インターネット回線は、本記事で解説したように、ソフトバンクエアーも含めてだいたいどこも短期間で解約したり、無料で解約できる月以外に解約すると、違約金や払い終わっていない分割の端末代金などを払う必要があります。
速度が遅くてサービスを変更したい時、引っ越しで乗り換える時、節約で乗り換える時などに不便ですよね。
こんな時に、こうした乗り換えキャンペーンをうまく活用すると、節約してインターネット回線を変更できます。
ソフトバンクエアーの乗り換えキャンペーンはSoftBankあんしん乗り換えキャンペーンという名前で、
・他社固定回線
・他社モバイル(ポケットWiFi)回線
からソフトバンクエアーに乗り換える場合にかかる違約金・撤去工事費を負担してくれます。
負担してくれる費用の詳細は、
・解約にかかる違約金
・固定回線の撤去費用
・他社で使っているモバイルルーター(ポケットWiFiルーター)で払い終わっていない端末料金
この3つの費用を負担してもらえます。
ただし、固定回線の乗り換えとモバイル回線(ポケットWiFi)の乗り換えで負担してくれる上限が決まっていて、
・他社固定回線からの乗り換え:上限10万円
・他社モバイル回線(ポケットWiFi)からの乗り換え:42,000円
となっています。
固定回線を乗り換える方がモバイル回線(ポケットWiFi)を乗り換えるよりも高い費用がかかりがちなので、上限が違うのは仕方がないです。
どちらの上限金額も、乗り換える時に負担してもらえる金額としては十分です。
ソフトバンクエアーの乗り換えキャッシュバックをもらうための条件
他社からソフトバンクエアーに乗り換える時にかかる費用を負担してもらえるキャンペーンがあるということですが、これをもらうためには5つの条件があります。
1:申し込みから90日以内に課金が開始されていること
要するに、申し込んでから使い始めているかどうかです。
基本的には、申し込んですぐ使って、毎月料金を支払っていれば問題ありません。
ソフトバンクエアー申し込み時に他社の固定回線、もしくは他社モバイル回線(ポケットWiFi)を使っていること
すでに解約した状態で申し込んでも適用されないということです。
もし乗り換えを考えているなら、他社の回線を契約している状態で申し込むようにしましょう。
最低6ヶ月以上使っていること
キャッシュバック目当てでの乗り換えを防ぐために、一定期間は使っていないとキャッシュバックできないよ!ということです。
他社の回線を解約する時にかかる違約金の金額が確認できる証明書の提出
でっちあげていないかを把握するために、違約金の情報が正しく記載されている書類を用意してください!ということですね。
準備するのはどんな証明書?ということですが、
・他社サービス(インターネット回線)の契約情報(サービス名、プロバイダ名など)
・契約者指名
・違約金の項目(内訳)とその金額
参考:SoftBank公式
この3つです。
この書類をソフトバンクエアーを使い始めた月から5ヶ月目の末日までに届くように送りましょう。
これで、違約金・ルーターの残りの金額のキャッシュバックがもらえます!
ソフトバンクエアーを契約するならルーターレンタルプランで
ソフトバンクエアーにかかる料金について4つの項目にわけて解説しましたが、基本的な料金プランはシンプルです。
もしソフトバンクエアーを契約するなら、基本はルーターレンタルプランをおすすめします。
4年間絶対に使う!
何度も乗り換えるのが面倒だから、契約期間は気にしない!
という方は、ルーター購入プランの方がおすすめですが、それ以外の方は2年間使えば契約解除にかかるお金がなく、他のサービスを見直すことができるルーターレンタルプランをおすすめします!
ソフトバンクエアーを契約する前に確認するべき3つのこと
ソフトバンクエアーの対応エリア
ソフトバンクエアーの対応エリアについては、「SoftBank Air」住所別下り最大通信速度情報のページで大まかなエリアを把握できます。
ただし、この対応エリアは下り最大350Mbpsもしくは261Mbpsが利用できるエリアで、ここに記載されくても175Mbps、165Mbps、112.5Mbps、110Mbpsで利用できるエリアがあります。
また、通信速度や回線状況は周りの状況によって異なるので、記載されているエリアだから使えるというわけではないので、注意してください!
競合サービスのWiMAXとの比較
ソフトバンクエアーの競合サービスになるWiMAXのホームルーターについて比較しましたか?
WiMAXはポケットWiFiサービスの一つですが、ソフトバンクエアーのAirターミナルのような置くタイプのルーターであるSpeed Wi-Fi HOME L01というルーターを使えば、置くだけで利用できるWiFiになります。
正直ソフトバンクエアーよりも料金が安く、なおかつ速度も申し分ないので、ソフトバンクユーザー以外はこちらをおすすめします。
もしあまりWiMAXのことについて知らないなら、WiMAXとSoftBankAirの料金・ルーターを徹比較した記事を参考に、どっちが自分に合っているサービスなのかを確認してみてください!
もし使えなかったら8日以内にクーリングオフしよう
ソフトバンクエアーは、届いてから万が一使えなかった場合に、無料で契約を解除できるクーリングオフ制度があります。
ルーターのAirターミナルが届いてから8日以内が対象期間で、これを過ぎると受け付けてもらえません。
届いたらまずはインターネットがつながるかどうか、通信速度は問題なく使えるかを確認してください。
特に、通信速度は時間帯によって変わることがあるので、朝・昼・夜と時間帯ごとに使って速度や安定性を確認してください!
ソフトバンクエアーを使うならルーターレンタルで
本記事で何度もお伝えしましたが、ソフトバンクエアーを契約するならできるだけルーターレンタルプランでの契約をおすすめします。
確実に4年間ずっと使い続けるなら、ルーターレンタルプランを選んでしまうと、月額料金が無駄になってしまいます。
ただ、それ以外の場合は基本的に契約期間は短い方がいいので、わざわざ契約期間の長いプランを選ぶ理由はありません。
また、オプションに関しても基本的にはどれもつけなくてもいいかと思います。
できるだけ安く、なおかつ使い放題のインターネット回線を利用できるよう、情報に惑わされないようにしてください!
ソフトバンクエアーの実際の通信速度がどれくらいなのか気になる方は、「【実測データあり】ソフトバンクエアーの速度についての全てを解説!」で実際に測ったデータを記載しているので、参考にしてください。
ソフトバンクエアーの契約をするなら、失敗しないプロバイダを選ぶために「失敗したくない人向けのソフトバンクエアーのおすすめプロバイダまとめ」の記事も合わせて参考にしてください。