以前使用していた完全ワイヤレスのイヤホンが壊れてしまったので、TaoTronics SoundLiberty 94を購入。
半年程度使用して感じた率直な感想やメリット・デメリットをレビューしていきます!
ちなみに、個人的には「買って正解」のイヤホンでしたが、使って感じたデメリットは我慢できない人もいるかも。
実際に使用して感じたイヤホン感をお伝えしていくので、低価格帯の完全ワイヤレス・ノイズキャンセリングのイヤホンを探している方は、ぜひ参考にしてください。
TaoTronics SoundLiberty 94を使って感じたメリット
TaoTronics SoundLiberty 94を半年間使用して感じたメリットは、以下の4つ。
・音質は思っていたよりもいい
・ノイズキャンセリングは雑音程度なら十分消してくれる
・毎回ケースから出すだけでちゃんと接続してくれる
・ケース含めて意外とサイズが小さくポケットにも収まる
・片耳だけの音楽再生に対応している
それぞれ解説していきます。
音質は思っていたよりもいい
以前使用していた完全ワイヤレスイヤホンが3000円程度の中華性だったのもあるかもしれませんが、音質は断然良いです。
安っぽいシャカシャカした音は全くなく、どちらかというと若干低音が強めのいい感じの音質。
ちなみに、中華性の3000円イヤホンの前はbeats xを使用していたのですが、それよりも音質いい気がする(ちょっと昔なので曖昧ではありますが)。
後述するノイズキャンセリングの機能と組み合わせるとさらにいい感じで、周りの雑音がなくなる分、音の聞こえが尚良くなります。
没入感?がアップするような感覚です。
通勤やPC作業のお供に使うような方であれば、十分満足できる音質かと思います。
ノイズキャンセリングは雑音程度なら十分消してくれる
個人的に初めてのノイズキャンセリング機能付きイヤホンだったのですが、半年間使用した感想は「意外と雑音消してくれていい」です。
使い始めた頃は「通勤電車のガタガタ音が消えない」と不満を感じていたのですが、さすがにそれは求めすぎていた感じでした。
加えて、確かに電車のガタガタ音は消えませんでしたが、それいがいの小さな雑音は消してくれていたので、通勤の音楽+読書の時間がだいぶ快適になりました。
また、家で集中したいときにイヤホンをつけたときにもノイズキャンセリングが大活躍。
一人で生活していたら雑音があまりないかもしれませんが、家族や同居人がいる状態ではちょっとした雑音は必ずあります。
パソコン作業や読書なんかでいざ集中したいときに雑音があると気が散ってしまいがちですが、TaoTronics SoundLiberty 94を付けて音楽を流せば、ほとんど聞こえなくなります。
他の人の感想を見るとノイズキャンセリングは高価なイヤホンと比べると弱いみたいですが、個人的には、「集中したい時の家庭内の雑音が消える」という部分で活躍しているので、TaoTronics SoundLiberty 94のノイズキャンセリングには満足しています。
毎回ケースから出すだけでちゃんと接続してくれる
若干この部分に心配があったのですが、購入してからは全く問題なく接続してくれているので、良かった点です。
ケース含めて意外とサイズが小さくポケットにも収まる
画像はiPhone8と並べて撮影しています。
意外とこれも良かった点です。
以前の完全ワイヤレスイヤホンと比べると若干大きくなっているのですが、重さ的にはむしろ軽くなっていますし、かつサイズも大きいわけではないので、ポケットに入れての持ち運びも可能。
もちろん、ポケットに入れるとだいぶ膨らむので基本はカバン推奨ですが、ちょっと外出程度ならポケットに入れて持ち歩けるサイズなので意外と便利です。
片耳だけの音楽再生に対応している
これも個人的には重要な機能。
仕事中にイヤホンをつけながら作業することが多いのですが、完全に集中する時以外は片耳だけにして、周りと会話しながら作業をしています。
そのため、片耳再生に対応していないといちいち付け外しする必要が出てくるので不便。
TaoTronics SoundLiberty 94は、片耳再生にもしっかりと対応しています。
ケースから片耳出して使うだけで片耳再生、両耳再生中に片耳だけケースに収納すると片耳再生に切り替え、いい感じです。
TaoTronics SoundLiberty 94を使って感じたデメリット
いろいろメリットをお伝えしましたが、逆にデメリットもしっかりとあります。
・地下鉄でよく接続が切れる、しかも再接続されない時がある
・片耳だとノイズキャンセリングが機能しない
・通話相手にノイズが盛大に入る
・タッチ操作の感度、操作性に若干難あり
・ケースの電池の減りが早い
・イヤホンが滑りやすく、落としそう
特に
・地下鉄でよく接続が切れる、しかも再接続されない時がある
・通話相手にノイズが盛大に入る
この辺りは個人的にかなりデメリットです。
地下鉄でよく接続が切れる、しかも再接続されない時がある
使い始めの頃はあまり気にならなかったのですが、途中から地下鉄で良く接続が切れるようになりました。
特に、人の多い地下鉄で顕著に接続が切れます。
また、切れてもすぐに再接続してくれるならいいのですが、再接続してくれないときも。
使っていくうちに慣れてきたのですが、我慢できない人にとってはかなりイライラの溜まるデメリットかも。
地下鉄以外での使用時には接続が切れることはあまりないのですが、人の多いところも接続が切れやすい傾向にあるので、注意が必要です。
片耳だとノイズキャンセリングが機能しない
これはそれほどデメリットではないのですが、個人的には惜しいところ。
雑音を消してくれることで音楽がいい感じに聞こえるので、ノイズキャンセリングが効かないと音の良さが半減。
片耳使用でもノイズキャンセリングが機能するような設計であれば良かったと思いました。
通話相手にノイズが盛大に入る
これもかなりデメリット。
風の音、車の音、パトカーや救急車のサイレンの音、フードを被った時のイヤホンと擦れた服の音、車の音など、かなりいろいろな音を拾ってしまいます。
それもなかなかの音量で通話相手に届きます。
家の中や風のない静かな道などでの通話であれば問題ありませんが、雑音が多い場所での通話は相手から嫌がられます。
ノイズが大きすぎて、「何かあった!?」と心配されることもあるくらいには爆音みたいです。
なので、雑音が多い場所ではTaoTronics SoundLiberty 94の接続を解除して直接iPhoneで通話することもあります。
イヤホンを使って頻繁に通話をする人なら、やめておいた方がいいかもしれないくらいのデメリットです。
タッチ操作の感度、操作性に若干難あり
タッチ操作の感度や操作性については、若干マイナスの印象です。
ワンタップでできる音量調整は問題ありませんが、音楽の再生・停止や曲のスキップなどに使用する複数回タップに難が有り、失敗してしまうことがしばしば。
慣れてくるとタップする場所の検討がついてくるのでましになりますが、反応もいまいちの時があり、若干使い勝手が悪いように感じます。
ケースの電池の減りが早い
これは個人的には結構大きなデメリットです。
というのも、以前使用の完全ワイヤレスイヤホンは比較的充電の持ちが良く、ケースの充電を忘れていても意外となんとかなっていましたが、TaoTronics SoundLiberty 94は充電を忘れると1~2日程度で充電が0になってしまいます。
以前はケースは数日に1度程度の充電で良かったため、同じ感覚で使っているといつのまにか電池切れで、イヤホンが使えないという事態に。
今は充電消耗の早さを考慮して毎日充電していますが、忘れてしまったら一巻の終わりなので、個人的にはなかなかのデメリットだと感じています。
イヤホンが滑りやすく、落としそう
使い方に気をつければ問題ありませんが、思いの外滑りやすいです。
ツルツルというよりもスルスルとした触り心地なので、乾燥した指でつかもうとすると思わず落としてしまいそうになります。
実際に、歩いている途中にTaoTronics SoundLiberty 94の取り外しを行って、道に落としてしまったことが複数回あります。
滑って落としてしまう可能性があるので、道路の排水溝や電車の隙間などの上でTaoTronics SoundLiberty 94の付けはずしを行うと危険なので、取り外しを行う時は、できるだけ近くに落ちるような穴がないことを確認しておいた方がいいです。
TaoTronics SoundLiberty 94はこんな人におすすめ
個人的には買って良かったノイズキャンセリングの完全ワイヤレスイヤホン。
メリットを考慮すると、こんな方にはTaoTronics SoundLiberty 94のイヤホンはおすすめします。
・安いノイズキャンセリング月の完全イヤホンを探している
・初めてのノイズキャンセルならあり(期待しすぎは良くない)
・電車通勤でちょっと静かに通勤したい方
・家で小さな物音を無音にして自分の世界に篭りたい方、集中したい方
個人的には、安い割に満足点が多くコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンだと感じています。
TaoTronics SoundLiberty 94はこんな人にはおすすめしない
安くて満足する部分もたくさんありますが、デメリットも人によっては許容できないレベルだと思います。
なので、こんな方にはTaoTronics SoundLiberty 94はおすすめせず、別のイヤホンを探すことをおすすめします。
・通話品質(特に音を伝える側)の高さを求める
・ノイズキャンセリングの効果を期待している
・今使用しているノイズキャンセリングを強化したイヤホンを探している
・ぶつぶつ接続が切れることにイライラする方
・AirPodsのようなおしゃれ感を求めている方
やっぱり価格相応な部分はあるので、こうしたデメリットを許容できないのであれば、あまりおすすめではありません。
アンビエントモードは使ってない
ちなみに、外部の音を取り込む機能である「アンビエントモード」はあまり使用していません。
確かに外音を取り込んではくれるものの、思ったよりも取り込みが弱いと感じます。
例えば、レジでアンビエントモードを使っても、あまり声が聞き取れず、最終的にイヤホンを外して会話することもあります。
TaoTronics SoundLiberty 94のレビューまとめ
実際に使用した感じでは、TaoTronics SoundLiberty 94は良い買い物だったと感じています。
もちろんデメリットもありましたが、それを上回るだけのメリットがある形です。
ただ、デメリットとして伝えたところは人によっては無視できない部分。
特に、通話中のマイクが雑音を拾い安い点については、かなりのデメリットです。
頻繁にスマホで通話する方は注意が必要なので、選ぶ際には当記事でお伝えしたメリットとデメリットを比較して、TaoTronics SoundLiberty 94の購入を検討してみてください。
個人的にはTaoTronics SoundLiberty 94はおすすめのイヤホンとなっています。